世界遺産の山を歩く 山楽部

2014/03/30

天川tv動画コンテストの結果・・・入選も!

天川tv動画コンテストにて入選をいただいた作品です。
グランプリをいただたい作品に比べ、少し主観を入れました。
http://www.vill.tenkawa.nara.jp/tenkawatv/

パワースポットやゼロ磁場で知られる天河大辨財天社。参拝するにあたって『然るべき時に然るべくしてしか参れない』という逸話があります。
芸能の神としても知られ、長渕剛さんや堂本剛さん、他にも幾多の芸能関係の方が訪れる場所でもあります。

その奥宮が鎮座するのが弥山の山頂。
芸能の神である前に、辨財天は水の神とされています。
そして、弥山と言う山名は、仏教の世界観において世界の中心にあるとされる須弥山を由来とされています。

前後しますが、天河大辨財天社には『然るべき状態に然るべきタイミングでしか訪れることが出来ない』という逸話がありあす。
世界遺産・紀伊山地の霊場と参詣道の構成遺産でもある大峯奥駈道が在する山岳地帯に限ってもその言葉が当てはまるのではないでしょうか。


特に近畿最高峰である八経ヶ岳(1,915m)、天河大辨財天社の奥宮が鎮座する弥山(1,895m)
という雲上の世界や、天川村という場所にも同じくして然るべき機運の時にしか訪れることができない場所だと、僕個人は想っております。

中盤のタイムラプスは近畿で一番標高の高いところにある山小屋・弥山小屋の頭上に浮かぶ北極星を中心とする日周運動から宇宙の中心感を映像にしています。
こっちを推してくださる声も多かったので、こちらでも賞を戴けたことが大変嬉しいです。
そして、この映像を見て天川村に一人でも多くの方が足を運んでもらえると本望です。

入選【然るべき時に然るべくしてくるところ】
https://www.youtube.com/watch?v=xFD2EejiftU



【作品解説】
天川村を「天に星の川が架かるところ」とイメージし作成しました。
主体は弥山・八経ヶ岳からしか拝めない森羅万象・神々の住む世界観を色彩豊かに捉えたものです。
天川弁財天本社には
「然るべき時に然るべき状態でないと参拝できない」という話を聞いたことがあります。
弥山山頂奥宮への登拝も同じく、天川村を訪れた人には時節というものがあるのだと思います。
弥山の山頂から八経ヶ岳に架かる天の川を見る度に、名は地を表すと幾度も感じてきました。
古来より修験者達も然るべき時に然るべくして、この地に祈りを捧げに歩いたのではないでしょうか。

弥山は宇宙の中心、万物の根源である須弥山とされる山であり、役行者が辯才天(水の神)を祀った場所。
中間のタイムラプスは北極星を中心に円を描く星空で宇宙の中心を表現しました。
八経ヶ岳は「靡き八丁は神仏の顕現」とされる聖域として表現してみました。

グランプリの作品はこちら

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