世界遺産の山を歩く 山楽部

2013/03/01

大荒れの学校登山(2012/7/3)

7/3は愛知県の中学校の富士登山です。
午前2時に起床、すぐに五合目へ車で向かいます。
五合目に到着すると空には満天の星。


ゆっくり写真なんて、もちろん撮る暇はなく、すぐに五合園レストハウスで打ち合わせ。
午前4時に石畳広場へ集合しても辺りは薄暗いまま。

一分ごとに東の空も白んできて、雲海の上に頭を出した南アルプスの稜線

この日の僕の担当は、高山病や体調不良等でリタイアした生徒達を無事に五合目まで帰着させること。10班近くに編成された一団を見送った後、最後尾からスタート。
その時間帯には東の地平線から御来光が溢れてきました。

7/1には見れなかった御来光。
立ち止まってパンパンと手を合わせました。

泉ヶ滝から登山道へ入ると、頭上は快晴の予感。

六合目に着いても、見上げる山頂は快晴。
この時午前5時半の天気です。よーく覚えておいて下さい(笑)

最後尾が六合目を出発したのは6時過ぎ、後を追いかけ登ります。
それにしても“今は”抜けるような青空。
吉田大沢の残雪と相まって綺麗なコントラスト。


実は最後尾の僕は頂上まで行きません。
七合目筋でリタイアした生徒さん達を連れて五合目へ送り届けて、それで終わりではないのです。
はい、また戻ります(笑)

苦にならないピストンなので全然大丈夫。
その代わり戻りながら景色も眺められますから。

7時半頃にはすっかり太陽も昇って、ところどころ雲も晴れてきて山中湖もお目見え。

リタイア組みも一段落すると、今度は登下山道の分岐でタイムキーパー。
後はひたすら下山道から下ってくる生徒さん達のチェックです。

といっても小一時間で下山してくるわけでもないので、
ひたすら、ひーたーすーらー待ちます(笑)

すると、先程のピーカンも束の間、西から雲がせせり上がってきました。
『降るかな…』思ったのがドンピシャ。
来ました、雨。

(AM 7:08)

(AM 10:18)

この間わずか3時間足らずで、この豹変ぶり。
ね?山の天気って変わりやすいでしょ?

山頂が渦を巻き始めたので、ザーザーの雨になりそう。
目の前でも吊るし雲の赤ちゃんがどんどん発育中。

この後、思いっ切り荒れたので写真は当然ありません。
とりあえずビシャビシャになって、軽く衰弱しながら最後尾と共に五合目へ戻りました。
個人的にはある程度早いうちに富士山の雨に打たれるほうが良かったりします。
慣れもあるけど、“覚悟”ができるからです(笑)



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