世界遺産の山を歩く 山楽部

2012/01/14

山を撮るルーツ

何でも学ぶには、教科書・指南書・参考書等の本がありませんか?
僕が山の写真を撮るにあたって、道標になっている写真集の紹介をします。

その名も 大峰山脈 四季絵暦 - 米谷昌浩写真集 (東方出版)
http://www.tohoshuppan.co.jp/2006ho/s06-038-7.html

撮ってらっしゃるのは、これまた同じ奈良県の方でして、
僕的には運命の写真集だと思っています。


数年前、近くに大型ショッピングセンターができ、大型書店が入りワクワクして通ってた頃に
この米谷さんの写真集はありました。
(2006年頃初版だと書いてあるのでその頃合致)
あまりに吸い込まれる写真ばっかりだったので、数回立ち読みして焼けつけてたんです。
ところが、ある日書店から消えてしまいましてね…そら土地柄あんなタイトルの写真集あれば
買う人そこらじゅうにいますからね(笑)

今から6年くらい前だと僕は20代後半で、それなりに大峰の山域は登っていましたが、
大峰山脈 四季絵暦と一枚一枚めくると自分の見た世界と違っているのです!
こんな綺麗な四季折々に色が変わる、世界が変わるフィールドだったんだと。

それまではSONYのH1といカメラを使っていたんですが、
これがキッカケとなって初代α100を買うことになりました。
デジイチデビューというやつですね。

高校の頃はミノルタのフィルムカメラ。
働き出してサイバーショットなどのコンデジ。
20代中盤にして一眼へ。

そのタイミングで参考書・指南書が降り注いだもんですから、
山へ山へまた奥へ、今まで見たものを再び被写体にしたくて山へ。
今もまだそんな感じに撮ってる最中ですが…。

この6年間に撮りまくりました。
あっち行ってこっち行って撮って撮って撮りまくりました。

腕前もヘッタクレも全く同じ土俵には登ってませんが、いつしかこの本の中に入れるようになりました。

人の撮った写真の景色に自分が入れる。。。
自分の撮る写真もそうなってもらえたらいいなと思います。

この本のあとがきでグイッと胸ぐら掴まれたのが、、、

『奈良県北部に生まれ育った私にとって、南の方角に見える大峰の高い山々は子供のころ
からの憧れでもあり、いつか行ってみたい、そう思いながら学校の行き帰りに眺めていた
身近な山でもありました。はじめて、大峰山脈に足を踏み入れたのは中学の頃、大峰修行と
称して父に連れられ天川村の洞川に泊り、山上ヶ岳で一日がかりの行場巡りをしました。
その時の行場から見た谷の深さと南の方に延々と続く高い峰々は今もはっきり覚えています。
いまは、憑かれたように、大峰山脈の四季の移ろいをカメラに通しこころに焼き付けています。~』


全く同じ。


そして何年か買いそびれたままになってた米谷さんの写真集、
amazonで見つけて買ってしまったのが去年の春。


興味あったら買ってみてください→amazon
それか会う機会のある人はお貸しできます^^



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