世界遺産の山を歩く 山楽部

2010/09/25

洞川温泉で骨休め【その2】

前回の続き【その1】から向かった先は・・・洞川温泉

今回宿泊する宿は花屋徳兵衛さん!
JRでこのポスター見たことありませんか?

どうですか!?この風情。
今までに数え切れないくらい通ったことのある温泉街に初めて宿泊してきました。
家まで一時間ちょっとで帰れる距離なので泊まることなく下山してしまうんです。
なもんでこの辺りの宿は近くても遠い存在。

車で前を通る度に、この温泉街の“縁側”が気になって気になって。
祖父に初めて連れてきてもらった(いや、連れて来られた)時に、
陀羅尼助(だらにすけ)や袈裟、修験装束、金剛杖、法螺貝などなど非日常なアイテムが縁側にあり、縁側には足袋を脱いで休んでる行者さんたちの姿、打ち水する旅館の人の姿・・・。
温泉へ来て浴衣で歩いている人達、夏季合宿に来ている学生さん達。
何かわからないけど僕を惹き付ける魅力に溢れた地域です。
まだうまく説明はできないけど、日本の忘れてはいけない姿があると思います。


話は戻って花屋徳兵衛さんのお話。
要約すると、『こんな宿に泊まれて幸せ!県内の誇り』
どんだけ奈良好きやねん 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
大峰で行をする行者さんの宿坊という風情はもちろん、館内は凄く綺麗です。
トイレも綺麗にされていて非常に泊まり後心地がよいお宿です。

温泉は前鬼の湯、後鬼の湯に分かれていて、時間帯によって男湯・女湯が入れ替わります。
肌触りの柔らかいお湯で、湯船に浸かるとぬるめのお湯がじんわり体に沁みてきます。

夕食はじゃーん!
縁側の和室にお膳をしてくださいました。

どれを食べても美味しかったけど、その中でも湯豆腐が群を抜いて美味い!
『こんな湯豆腐食べたことないぞ!』ヽ(`Д´)ノヽ`Д´)(ヽ`Д)( ヽ`)(  ヽ うまいっ!!
名水ごろごろ水で作った甘くて味に奥行きのある豆腐。
これを読まれた方は是非とも死ぬまでに一回は食べて頂きたい。
そんなくらいに美味いのです。

全て食べ終わり、縁側に出ると打ち水の上に乗った涼しい風。
思わず浴衣をたくし上げて中に風を送り込みます(笑)



5月~9月の期間中、洞川温泉では『じゃらん』の企画で『天の川カフェ』なるものが開催されています。じゃらんから抜粋した内容が↓です。(WEBでの詳細はココ)
これ見て行きたい!と思った方は9月30日までですので大急ぎで!
━■プラン特典■━━
①洞川温泉内の11宿の縁側無料利用OK(15時ー17時)
→縁側手形を見せるだけで11宿の縁側でお茶や甘味のおもてなしが受けられる
各宿の縁側には昔懐かし玩具も用意してあるので、11ある宿の縁側をのんびりハシゴして回ろう♪

②天の川カフェ(19時半ー22時)で利用可能☆500円分(100円×5枚)金券付
→通りの提灯が灯ると、縁側がムーディーな和カフェ「天の川カフェ」に変身!
金券でお酒や葛スウィーツなどお得に味わおう(1縁側で金券使用は1枚限)
※金券は翌日のチェックアウト時まで有効なので、協賛店舗や宿でお土産を買う時にも利用OK♪

③女性には可愛い色浴衣のレンタル付き
→様々な柄の色浴衣からお好きな柄を。カラコロと下駄を鳴らして縁側巡りを楽しんで♪
━━━━━━━━━━

+++・「天の川カフェメニュー」・++++☆平日夜7時半~10時開店営業☆
■桝源旅館:ほうじ茶ミルクフロマージュ(400円)など
■旅館奥村宗助:葛しるこ(無料)
■さら徳旅館:名水焼酎割、名水葛切り(400円)
■丸文:柿こーり(柿入り葛・250円)など
■久保治:豆乳豆腐コンフィチュール添(200円)、葛切り(200円)
■紀の国屋甚八:ジンジャー紅茶&アイスクリンセット(350円)
■角甚:名水ハイボール(600円)葛湯(生姜・コーヒー・抹茶・ミルク:400円)
かき氷、バンティー(400円)
■観峯荘にしぎ:おからだんご&お抹茶(300円)
■光緑園西清:洞川産蜂蜜付ミントティ(200円)、冷酒(料金要問)

■当館、花屋徳兵衛では若い人には新鮮♪
大人には懐かしいハイボール(700円)などをお出しできます

天の川カフェ縁側プランでご宿泊の方は昼の11縁側巡りは何と無料!
どこの宿の縁側に座ってもOK♪
縁側手形を見せるだけでお茶や甘味の無料サービスを受けられます。
全宿制覇目指して下さいね(^^)

各宿の縁側には昔懐かしいレトロおもちゃも置かれています。

縁側に腰掛け、無料のおもてなしを受けながら
のんびり昔懐かしいおもちゃで遊んでニッポンの初夏を満喫して下さいね。

洞川温泉全11宿、みなさまのお越しをお待ちしております!!!

各お宿の縁側を見て周り、夜の温泉街を涼みながら練り歩きました。
そして、天の川カフェでいただいたのが枡源旅館の『ほうじ茶ミルクフロマージュ』と『ごろごろ水で割ったカルピス』。
あまりにのんびり羽を伸ばしてたので写真は撮り忘れたけど、こちらも超絶に美味しかったです。

そして、花徳旅館へ戻り、これまた癒しの空間の談話室へ
ここでも写真を撮ってなかったのでgoogleの画像検索で探したものを拝借しましたが、
夜は照明も良い感じに落ちて、間接照明に照らされた木の温かみのある空間になります。
しかもJAZZのCDが聴き放題でメチャクチャリラックスできるのです。
冬は薪ストーブもあるのでもう一回行ってみたくなりました。
談話室から縁側を向くとこんな感じです。

二階の縁側もこんなにくつろげる空間です。
涼しい風が吹いてくるのでお風呂上りには最適です。

さてさて、お宿の紹介はこれくらいにしておいて、
気が付けば22時をまわっていたので、本題の星景写真(久々!)を撮りに行ってきました。

車で5分も走れば夜空に浮かび上がるクッキリハッキリの天の川。

そう、ここは天川村・・・。


次回は星景写真の成果発表!

つづく


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